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《イケメン戦国》未来から来たお姫様
第65章 おまけ2ー姫の嫉妬ー
「転ばなくて良かったな」
「はい、すみません」
「立てるか?」
鼻緒を治す為、女性の身体を支えて道の端により、
足休めの腰掛け石に腰を下させた。
「…良し、これでいい」
手際良く切れた鼻緒を直して、政宗が立ち上がる。
「ありがとうございます…鼻緒まで直していただいて…」
歩こうとして顔を顰めた。
「捻ったようだな…」
「⁉︎…」
驚いた私は、今度は開いた口を塞ぐ事もできず、政宗を見送った。
アホみたいな感想も考えられなかった。
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