第61章 再愛に温もりを抱く(R18)
「……はっぁぁ、ダ…メ…だめぇ…
…ゃ…き…ち…よくて…。
…ダメっ…やだぁ、あっ、やっぁん」
瑠璃が助けを求めるように、
後方の政宗に手を伸ばす。
宙を漕く瑠璃の手。
政宗の腰を掴んで…また離す。
「いっ、あっ、いいっ、んーーっ、っぁ」
宙で握り締めた拳が、揺れながら場所を変え、
肩を掴んでいる政宗の手に重ねられる。
「はっ…政宗っ、政宗っ、はぁ…っんんっ」
(気持ち、いい…やだ…気持ちいい……)
背を反らし、背を丸め、
脱力するように項垂れるくせに、
身体中強張らせて快楽の行き場所を探す瑠璃。