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《イケメン戦国》未来から来たお姫様

第52章 隔世遼遥




半開きで落ちている傘に駆け、
拾い、また駆け出した。
「瑠璃っ!」

城の前庭を見回し、黒金門へと走った。
「おいっ!今さっき、瑠璃が通っただろう⁉︎」
「ああ、政宗様。
はい、瑠璃様は政宗様を迎えに、
と仰っておられましたが、
お会いになりませんでしたか?」
俺の問いに、不思議そうに首を傾げながら答える門番。

(確かに瑠璃は俺の前に居た。なら、何処へ…)


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