第8章 [う] うちにおいでよ。....R18
火照った顔に
とろんととろけた視線。
彼女のそんないつもと違う濡れた姿に、言うまでもなく俺自身も反応してやまないわけで。早く挿れさせろ言わんばかりに、下着を押し上げて主張する肉棒がいい加減辛くて、俺は彼女の身体をはなしズボンと下着を手早く脱いだ。
パサリ
ベッドの下に投げた服が無造作に落ちる。
「ゴメン、もう俺のが限界。」
「ん、、、テツくんと、ひとつになりたい。」
「んもーーー!!!茉莉さんはどんだけ俺を煽ったら気がすむんですかね!?」
「そんなつもりないけど?」
「ったく、、、、もう怖くないか?」
「ん、大丈夫だよ。」
「それは良かったデス。じゃ、遠慮なく。」
彼女のナカはとろけそうな程熱くて、でも、苦しいくらいに俺のをきゅうきゅう締め付けた。
この1ヶ月で色々あった。
振り返りゃたったの1ヶ月だってのにーー。
人ってさ、会って早々こんなにも誰かを好きになれるもんなの?もしかして、俺と茉莉ちゃんて前世でもこういう関係だったんかな、、、。
なんて、自分でも引くくらい行き過ぎた妄想すらしてしまう程、彼女とのセックスは"気持ちいい"意外の色んな気持ちが行き交う気がした。
腰を打ち付ける度、俺の背中に回した彼女の手に力が篭り、突き立てられた爪から伝わるじりじりとした痛みさえ愛おしくて、堪らなかった。
「、、っ、、、ね、茉莉ちゃん。」
「ん?」
「一緒にいませんか?俺と。」
「え?居るよ、今。」
「んじゃなくて。俺の部屋で、毎日一緒にって事デス。」
「、、、、うん!」
そういえば俺
今日誕生日なんだよね。
と、打ち明けたのは、
それから30分後。
" うちにおいでよ。"
fin.