第8章 遠別
遠別 あとがき
最後までご覧いただきありがとうございました。
とっても短い作品でございました。
たまには、こういうのも…いいかなと。
遠別(えんべつ)という言葉は、地名でもあります。
北海道の日本海側の北の方にある、遠別町。
ここは稲作の北限地だそうです。
とっても冬の気候が厳しくて。
住民は3000人もいない街です。
彼らが移り住んだのは、この町です。
そして、遠別という言葉は「遠く離れて別れる」という意味があります。
ふたりは、この世から「遠別」していったのだと。
そう思っています。
ネットで別の単語を検索しようとして、タイプミスをして、たまたま出てきたのがこの言葉で。
びびっとおおっと来まして。
なにか、この言葉で短いお話を書こうと思い立って書きました。
「君」が誰なのか、「俺」が誰なのか書いておりません。
でも、わかっちゃうかな?w
わかるよねぇ?w
そして、ふたりにどんな事情があったのかも、なにも描いてはおりません。
皆様には、なんて不親切なと怒るかたもいらっしゃいましょうが、今回は皆様のご想像におまかせしようと思います。
悲しい結末ではありますが、ふたりにとって悲しいことでもなんでもなかったんじゃないかなと思っています。
しあわせなふたりを描けて、私も幸せでした。
それでは、次回のヘブシュガは…
すぐ明日からっ!
あの先生の、あの作品の…
番外編だいっ!
完結になってからすぐなんで、日を置きたくないので。
すぐに連載開始させていただきます!
次回をお楽しみに!
のさまじょ。
2020.3.14