【JOJO・アヴドゥル夢※R18】二人きりの小島にて
第3章 熱情
「んっ……!? んぅ……っ」
息苦しさに、酸素を求めて口が開いた刹那、ぬるりとした熱い舌が彼女の口内に侵入してきた。ぐもった小さい嬌声、荒い息遣いが部屋に響く。
犯すように舌を絡まされ、ぐちゅ、くちゅ、と水音が耳にまとわりつき、姫は熱に浮かされたような感覚になる。同時に、下腹部あたりがキュンと疼いた。
ようやく開放された時は、もうトロンとした虚ろな目に頬が上気して、体の力もすっかり抜けてしまっていた。
「私の上に乗るのは10年は早いんじゃあないかな?」
唇をぺろりと舐め、ニヤリとアヴドゥルは笑った。
「私もLOVEの方だが?」
「あ……アヴドゥルさん…………」
「愛しているよ」
頭を撫でられ、愛の言葉を囁かれ、姫の瞳には涙が溜まっていた。その涙を彼は拭う。
「おっと……まだ泣くんじゃあないぞ。……今からもっと”なく”ことするんだからな?」
「へ…………!?」
アヴドゥルが少しおじさん臭い言い回ししたことより、姫はその言葉の意味の方が気になった。分からないフリしてとぼけてみたけれど、彼女の動揺っぷりからちゃんと理解してることが分かる。
「はぁ…………あえて子供扱いして抑えていたんだが…………」
アヴドゥルはそう言いながら、柔らかい膨らみに指を這わせた。
「っん…………!」
「私が何度、姫を妄想の中で犯したか知ってるか……?」
耳元で衝撃的なことを聞かされ、体がビクリと跳ねる。いつもいつもクールな表情をしていたのに、そんなことを考えていたのかと彼女にはにわかには信じられなかった。
「私はこういうのは熱くなる性格でね。……大人の私がそうなるのは……あまり宜しくないと思ってな。だから子供扱いしては抑え込んでいた」
淡々と語りながらも、彼の指は胸から下腹部の方へゆっくり降りてきていた。
指先がスカートの裾にするりと入っていき、捲りあげ、下着越しに彼女の恥部をゆっくりと撫でる。……もうそこは布を隔てててもハッキリと分かるくらいにぐしょぐしょに濡れていた。指を動かす度にグチュグチュといやらしい音を出している。