第26章 帰還
「ふ、……かわいな」
カカシがズボンをおろすと、血流が集まり、そそり立つモノが露わになる。
「花奏……エッチな姿だな」
私の姿を見てカカシは笑った。
窓の月明かりが私の体をほんのりと
照らした。
「ごめんね?……安静にしなきゃ……っんん」
まだ喋ってる途中だったのに。
カカシが深く挿れていくのだ。
「だから、あんまり動けないけど」
そうカカシが付け加えると深く
奥に押し込んだ。
「ぁあっ……!声でちゃう…」
子宮にごつんと当たるのだ。
カカシの硬いモノが小刻みに動いてる。
「は、……花奏、ほら」
ぎゅっと体を重ねた。服は互いに半裸で、逆にそれが淫らに見えた。
ピストンがゆっくり始まる。焦らされていたから、一つ一つの動作が深く感じてしまう。
「カカシ……好き……すき……、あ、あ、……あぁ」
私の喘ぎ声に
カカシが首すじにキスを落とした。
「なに、いまの声…エッチ」
生で膣壁を抉るたびに、
快楽の声で啼いていた。
ぎゅっと指を絡めたまま
カカシが胸の突起を舐め回す。
「あ、んん、あ、ぁぁっ……」
病院なのに。もう、腰を振られるたびに甘い声で啼いていた。
「カカシ…やだ…、もう…ダメ…」
「花奏、出すからな。なかに…」
「うん……ん、んぁんあ、あ、ん…!!」
花奏…!!
最後のピストンを深く押し込んだとき、カカシの硬いモノが大きく膨らんで、私の最奥で弾いた。
「花奏……好きだよ…」
子宮に当たる温かい液が飛び出して、中を満たしていった。子宮が収縮するたびに、カカシは息を漏らす。身震いさせ身体を大きく揺らした。
「……っ、なあ結婚しような…退院したら」
カカシが私の身体を抱きしめた。優しく。脇腹が痛まないよう優しく包み込んだ。
「うん……大好き……カカシ…」
それは
ふわふわした甘い気持ちで。
優しい吐息が耳に届いた。