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【NARUTO】柔らかな月を見上げて

第21章 お家と飲み会


「あーあ、いっぱい出ちゃった」


果てた自身を抜くと、ごぽりと白い体液が秘部から、こぼれ落ちて、


なぜかカカシは
残念そうな声をあげた。



「あー…ヤバい」

枕カバーに使ってたバスタオルを引っ張ると、濡れた秘部を抑えた。


「危なかったな」

なんて、息をついて
あっけらかんと、カカシは笑うのだ。

「っ、…う、うん」

小声だ。

間一髪で、タオルを当てたから、
シーツは汚れずに済んだ。

普通に拭かれてる。

上体を起こして
私は膝を立てて座ってる。

慣れた手つきで
拭いてもらってる。

だから余計にだ。



私は、
たまらなく恥ずかしい。



「…だ、出しすぎだよカカシ。こ、こんなに出したら、身体がダルくなるよ?」


喉はカラカラで掠れる。
やりすぎだよ、もう。
はぁ、と大きく息を吐いた。

心拍が早い。息切れ気味で、
ずっと走っていたみたいな感覚。


背中から受ける日差しは明るい。窓のカーテン隙間から、あたたかい日が照った。

暖冬かな。なんて思いながら後ろを向いた。窓際に置いた目覚まし時計は、午後3時を指した。


「んー、まあ大丈夫でしょ。でもねー……前ほど出てないね。あのときはもっと凄かったでしょ。覚えてる?」

「おぼえ、てないよ」

意味不明な言葉に、私は身体を戻した。
カカシは拭き終えると、濡れたタオルをくるりと包む。



「ま、回数が違うか。んー何回、中に出したっけ?」


戸惑う。
平然と聞いてくる。

たちまち羞恥心が一気に膨らみ、
自分の顔が火照り出す。


「お、お、覚えてないってば。そんなの…回数なんて……」

私は顔が熱くなる。急いで自分の下着や任服をぜんぶ拾って、ベッドから降りた。なにを聞くのよ、カカシは。


彼に裸の背中を
見せたときだった。

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