第13章 その後
カカシが私の頬にキスをする。ベッドできしむ音が響く。重なる身体が熱い。
カカシの手が、私のジャージの中に入ってきた。腰から上へ滑るように肌を官能的に触ってる。
「肌、ホント気持ちいいな、いくらでも触ってれるな」
カカシはブラジャーの上から優しく触る。柔らかいボールを触るように。
「っあ、……ん!」
変な声が出てしまう。
カカシの体温が高い。私も高いかも。
トロンと、とろけた瞳で、私をみて目じりを下げた。
「かわいいな……本当に……かわいい」
背中に手を入れて、
片手でパチりとブラのホックを外した。
「あっ…………」
「触るな?」
緩まった下着の間に手を入れて、
あたたかい手のひらが、私の胸を覆うように触った。
「っ、んあ、……ぅん……!」
突起が当たり、
思った以上に喘いだら声が出てしまい、
私は顔を手で隠した。
「ごめ、ん……変な声……」
顔から火が出そうだ。恥ずかしい。
媚薬で侵されてないのに……!
「ふふ、恥ずかしい…?」
「うん……は、恥ずかしい……」
「じゃあ、目つぶってて? 」
カカシは優しくそう言ってジャージを押し上げる。ブラもあげられ、私はぎゅっと目をつむった。
見れない、恥ずかしい。
「っ!」
途端に突起から快感が押し寄せる。舌で転がすように舐められている。
「んんっ……や、、ダメ……」
カカシは片方の手のひらで胸をさわる。
指で突起をつまんだり、私が感じるように弄ぶ。
カカシの吐息と私の喘ぎ声が、やけに耳に聞こえた。
「カカシ……あ、ん、……」
いくら声を我慢しても漏れてしまう。
カカシは黙っている。
薄目で開けたとき、目が合った。
カカシは頬を赤く染めて
困った表情をしていた。