• テキストサイズ

短編集  Dear my precious…

第6章 『家族』*百夜優一郎[終わりのセラフ]



~後日談~

「そういえばさぁ…」

優ちゃんも退院して、いつもの生活に戻る。

「なんだよ、急に?」

「私が戦えない理由って知ってる?」

グレンさんに聞いたあの事が気になって、質問してみた。でも優ちゃん素直には言わないだろうから、ちょっと遠回しに。

「…知るかよ、んなこと。」

「えー、グレンさんに聞いたんだけど!」

「!あ、あいつ…!俺が止めたこと話しやがって!!」

うわーわかりやすっ!私、聞いたとしか言ってないのに…全部暴露するとは…!

「ふふふっ!」

そんな優ちゃんが可愛くて思わず笑っちゃった。

「な、何笑ってんだよっ!//」

「いや、優ちゃんに心配してもらえて嬉しいなぁと。…でも私だって優ちゃんの力になりたいんだよ?」

「バカ、充分貰ってるよっ!」

本当にそうならとっても幸せ。
/ 244ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp