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短編集  Dear my precious…

第1章 私だけの*日番谷冬獅郎[BLEACH]



「さあ、今日のデートはどうします~?」

「おまっ…!デートとか言うなよ…///」

その反応が可愛いからついとか言ったら怒るだろうから言わないでおく。

「いいじゃない。私達『恋人同士』なんだし!」

わざと恋人同士を強調するとますます照れる。

もうっ!そういうところ大好きっ!


…でも不安に思うことだってある。

本当にこれが恋人と言えるのか?


告白したのだって私からだし。

付き合ったからってなにが変わるわけでもないし。

好きって言ってもらってないし。

…キスだってまだだし。


友達の期間の方がよっぽど長かったかったから仕方がないと言えばそうだけど…。

一方通行だと思うと…辛くなってくる。
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