第1章 私だけの*日番谷冬獅郎[BLEACH]
「とーーーう☆」
シュタッ!
私は冬獅郎の前に降り立つ。
「奏。お前、毎回それやんなきゃ駄目なのか…?」
「いいじゃん!冬獅郎と会うの嬉しいし♪」
「それ、他の隊士の前でやるなよ…」
冬獅郎がやれやれといった感じで、ため息をつく。
これが私達のいつものやりとり。
私と冬獅郎は死神統学院ー総隊長殿が作った死神を育てる学校の同級生。
そこでいろいろ学んだ。
今となっては冬獅郎は十番隊の隊長に。
そして、私は鬼道衆の総帥をやらせてもらっている。
まあ、総帥っていってもまだまだ。
冬獅郎にはかなわない。