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短編集  Dear my precious…

第19章 キスの訳*菅原孝支[ハイキュー]


「ああ…」



「そんな…っ!スガが正セッターじゃん!なんで…なんでっ!」


私がスガの口から聞かされたのは、スタメンからスガが外されたということだった。



「ひとつでも多く勝ち進むには、俺じゃなくて影山の方がいいから、な…」

自分に言い聞かせるように、寂しそうに微笑む。




そんな顔を見て、胸の奥がキューとなった。








確かに、影山くんは凄い。
一回しか見たことがないけれど、それでもその凄さはわかった。


(…これが天才か。)


そう直感した。







でも、








それでも、










私の贔屓目かもしれないけど、













…スガが選ばれてほしかった。




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