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短編集  Dear my precious…

第19章 キスの訳*菅原孝支[ハイキュー]


「え……!?」

私はその言葉を受け入れられず、頭が真っ白になった。








烏野高校。


男女という違いはあるものの、私とスガはバレーボール部に所属している。

ポジションも同じセッターということもあり、よく話したりしていた。




二人でバレーボールについて話している時間が心地よかった。




…私はスガのことが好きだから。

優しくて、周りをよく見ていて、笑顔が可愛くって……

話せることが嬉しかった。















でも今日は心のざわつきは収まりそうになかった。








「それ…本当なの?」
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