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短編集  Dear my precious…

第2章 sister conflict*朝日奈椿[ブラコン]


~後日談~

「ギュー☆」

いつも通り抱きつかれる私。
でもいつもとは違う。

「人前で抱きつかないでください!」

力を込めて押し返すけど、逆に近づいてきて…

「へぇ、みんなの前じゃなきゃ良いんだ?」

耳元で囁かれて、椿さんの息を感じてしまう。

「…っ!いいから離れてくださいって!」

私達はいつも通りではないけれど、他から見たら日常の出来事らしい。誰も何も言わない。
まあ、こっちには都合がいいけどね。

「あっ、そうだ♪」

思い出したようにこちらに顔を向けて

…額にキスされた。

「充電かんりょー☆」

満足げに私から離れる椿さん。

「ん?奏顔赤いよ~!」

「うぅ!もうっ!」

…この人には勝てそうにありませんっ!
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