第16章 最高の女の子*紫原敦[黒バス]
あのね~
オレ、彼女いるの~
「アツシ、今日も彼女のこと待ってるのか?」
「あ、室ち~ん。もちろん!少しでも一緒にいたいし~。」
「敦!お待たせ!」
「相変わらず仲がいいみたいだね。…じゃ後で。」
「あれ?今のって、氷室さんだよね?いいの?」
「うん~!南ちんといる方が大切だし~」
「ふふっ!そう思ってもらえてるの嬉しいな!」
そうこれがオレの彼女の南ちん。
勉強も運動も出来ちゃうし、生徒会にも入ってるし、可愛いし、優しいし…なによりオレのこと好きって言ってくれるし……
ほんと最高の彼女なんだよね~!
でも南ちんがニガテなこと、オレ、知ってんだよね~