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【カーニヴァル】新月の裏側
第14章 私の葬送者
「たぶん、てなんだ。そんなのは夢に決まっているだろう」
平門、呆れてる…。
「でも…いつか本当に暴走して、誰にも止められなくなったらって思うと…
私がみんなを…!」
最悪のことを言いかけた私を、平門がきつく抱きしめてきた。
全身に痛みが走る。
でも今はそんなのどうでも良いって思えた。
心の方がよっぽど痛いから。
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