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【カーニヴァル】新月の裏側

第11章 艶めく華のごとく


肌を切り裂くような風圧で吹き飛ばされ、背中から壁に激突して地面に落ちそうになる。
体勢を立て直して、立膝で衝撃を和らげた。
すぐさま第二波のヴァクゥムが放たれ視界を失った。
そこに平門が飛び込んできて、みぞおちに一発、膝蹴りを食らった。
激しい痛みで咳き込み、倒れそうになったけど、剣を支えにしてこらえる。
やっぱ平門だ…容赦ないな…
まだ力は出せる…出せるけど…
強い相手を目の前にして、好戦的な自分がいるのが分かる…
それを許したら、暴走する…!
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