第8章 嫉妬と本心

「わ、分かった！分かったから下ろしてー！」
暴れたら、下ろしてはくれないけど足は止めてくれた。ホントに驚いた…
「で、でも急に言われても…その…平門は今まで意地悪だったし…からかってるんでしょ？」
「やはり部屋に行くか」
「それに！…一応…上司だし…今までそんな素振りなかったのに…」
また、部屋に行こうとするから大きな声だしちゃった。