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【カーニヴァル】新月の裏側

第8章 嫉妬と本心


「與儀から報告入ってるよ。今日の担当は燭さんだったって?」
背中を向けたまま話しかけてくる。なのに妙な威圧感あるなぁ…
「はい。そうですよ。その後、研究室で先生の休憩を兼ねておしゃべりしてました」
「楽しかった?」
「…楽しかったですよ」
そう言ったとたん、平門の手が止まった。
「まったく、本当に可愛げがないな」
くるりと椅子を回して振り向いた平門が、私の手を引っ張る。
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