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【カーニヴァル】新月の裏側
第6章 定期健診
「華艶です。定期健診に来ました」
「あぁ、華艶か。入れ」
聞こえてきたのは燭先生の声だ。
扉を開けて中を覗くと、熱心に作業している燭先生の姿。
「今日は燭先生が対応してくれるんだ。うれしいな」
いつもは別の人だったりするから、終わった後に燭先生の研究室に行くんだけど。
「早く入れ。時間がもったいない」
相変わらず時間に厳しい。
「はーい」
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