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【カーニヴァル】新月の裏側

第2章 ピクニック


「つーか、何で俺まで一緒に行かなきゃなんねーんだよ」
花礫君はちょっと面倒そう。
「大勢の方が、楽しいから…」
ツクモはあまり表情を変えないけど、言葉に嘘はない。
「俺も、みんな一緒の方がいい!」
无ちゃんが、花礫君の袖をつかみながら満面の笑顔。
そんな无ちゃんがニジの姿に見えたのか、薄っすらと顔を赤くしてた。
「あはは!花礫君、顔赤いー」
「うるせぇ!」
からかってみたら、怒られちゃった。
花礫君はちょっと素直じゃないけど、本当は優しい人だと思ってる。
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