• テキストサイズ

START☆LINE

第9章 「SBK」~決勝戦~


《はーい、皆さんこんにちは!》

《《すとろべりぃ~です!!》》


わぁぁぁ~~!!!


『す、すごい歓声だね…!』

「あ、あぁ。」

「こんな中で演奏するのか…!」

私の言葉に反応する2人は、声だけでとっても緊張しているんだと分かった。

私も緊張しているが、どっちかと不安のほうが大きい。

本当に声が出るようになるのか…
もし、本番でも声が出なかったら…?

出番が近づくにつれて、不安が募ってゆく。

秋ちゃんと雪ちゃんの2人には、心配をかけたくないから、何でもない顔で接しているつもり。

でも、それがいつまで続くのか…
いつ、不安に押しつぶされそうになってもおかしくない。



そんなことを考えていたら、ステージではすとろべりぃ~の演奏は終わっていた。

MC2《すとろべりぃ~の皆さん、素晴らしい演奏ありがとうございました~!》

次のRainについて、MCが紹介する。


/ 192ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp