第6章 お買い物
「お帰りなさい。子供達がそろそろお腹すいたみたいなので、お昼にしましょうか?」
スマホで時間を確認すると、お昼を少し過ぎた時間だった。
フードコートに向かうと人でごった返してたので、レストランなどがある方に向かった。
「みんな何が食べたい?」
「魚!」
『あずき!』
「美味しい物!」
「意見がバラバラw」
「困りましたねぇ…。」
「和食屋さんなら、みんなが食べたい物あると思いますよ!お魚に、お赤飯、美味しいご飯!」
「そうですね、そうしますか。」
私達は、和食のバイキングのお店に入った。
色んなお料理が並んでいて、初めて見た子供達は、凄く楽しそうで、見ているこっちもワクワクしてきた。
「これ全部地獄の食べ物ですよね?生きてた時に食べてたご飯と見た目変わらないですね?」
「主に地獄で採れた野菜や魚、肉などを使ってますから、現世のと差は有りますが、不味いってことはないと思いますよ?」
まだ地獄の食べ物に慣れてないけど、美味しそうだしお腹が空いている私は、見た目で美味しそうなものを選んでプレートに盛り付けをした。