《おそ松さん》ただただ望んでいた《夢も現も崩壊系ストーリー》
第4章 わがままなメッセージ
松野家にて
お「ただいまー!
ト「ふんふふんふふーん…♪」
チ「ただいまー…って、あれ一松は?まだ帰ってないの?」
おそ松、チョロ松、トド松が部屋に入ってくる。トド松はスマホで何やら文字をうっているようだ。
カラ松「フッ…おかえりブラザー。あいつならまだ外にいるんじゃないか?」
(鏡を見つめ髪の毛を整える、青いパーカーを着た男。松野家の次男、カラ松だ。ナルシストで人一倍自分を愛せる彼は、人一倍情に厚い)
十四松「おかえりなさい!!なんでトッティにやついてんの?」
お「にっひひ…いやーちょっとねぇ」
(バランスボールに乗って遊ぶ、黄色いパーカーを着た男。松野家の五男、十四松だ。良くも悪くも子供のように真っ直ぐな心の持ち主で、いつも元気)
十「おそ松兄さんまでどうしたの?」
カ「ふふーん…何かいい事あったんだな?うん、俺も気になるぞ。焦らさないで、話してくれ!!この俺n」
ト「もー、十四松兄さんてばするどいなー。実は今日ね、3人で街行って女の子に声かけようとしてたの」
十「そうなんだぁ!!僕もついて行ったらよかったなぁ。それにしても、チョロ松兄さんがいるって、めずらしいね!!」
チ「俺は最初から反対してたんだけど!こんなの、俺らしくもないし…」
お「あーほらまたそうやってた…"自分は女に興味無いです"感」
ト「ほんっとだよ…内心興奮してたんだろ」
チ「~~っ!うるせぇな!」
十「あっはは!!チョロ松兄さん顔赤~い!」
カ「それで、さっきから機嫌がいいということは…フッ、そういうことか」
お「そうなの~!ホラコレ見てよ!!」
トド松のスマホをおそ松がひったくる。そして○○とのトーク画面を開き、皆に見せた。トド松は必死に取り返そうとするが、彼以外の皆は絶対に返すまいと断固としてスマホを護る。
ト「ちょっと、やめてよおそ松兄さんっ!!勝手に触らないでっ」
カ「おぉ…さっそく交換したんだな!さすがだぜトッティ☆」
ト「ウィンクすんな!!誰得だよ!」
十「これでいつでも遊べるんだねっ。どんな子なんだろ~気になるなぁ…」
お「んー顔はめっちゃ良いってわけじゃないけど、可愛い寄り!!…ほら、あんまりレベル高い女は俺らに目もくれないじゃん」
チ「まあ、そうなんだよな…○○ちゃん可愛かったなぁ…無職童貞の僕達にも分け隔てなく優しく接してくれて…」
