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《おそ松さん》ただただ望んでいた《夢も現も崩壊系ストーリー》

第3章 謎の安心感


買い物を終えた私はショッピングセンターから出た。
店内にある家電屋でマウスを買って
あとそれから、新しいお洋服を1着…
2点しか買ってないけど広い店の中を歩き回り、
私の足はパンパンだった。いつものバイト以上に
体力を使ってしまったかもしれない。
私は広場のベンチに座り込んだ。
ここは街中でも特に人通りが多い。
程よく生う緑、涼しげに舞う噴水の水。
都会の中のオアシスとも呼べるかもしれない。
道中の自販機で買ったミルクティを飲む。

先程も言ったとおり、ここは人通りが多い。
のんびり音楽を聞いたりスマホをいじるのもいいけど
街を歩く色んな人たちをぼーっと眺めるのも
それはそれで面白かったりする。

あ、ほらほら。
あの3人なんて、お揃いのパーカー着て
すっごいそっくりな顔して私のことをチラチラ見て……

ん??



(実に面白いね、この状況)



あの顔には見覚えがある。今日、路地裏で出会った男性とすごく似ている。双子なんじゃないか?ってくらいに。
いや、3人もいるって時点で双子ではないか…
ただ、明らかにその本人はいなかった。
3人とも顔や髪までそっくりだけど雰囲気は
それぞれガラリと違っているし着ているパーカーの色も違う。
さっきから私の方を見て何やら話してるけど…
気になるけど、聞こえない…っ!!!!
もどかしんぐ!!


トド松「も~、もっと気楽に行っていいから!ずっと意味無い強情貼ってるからいつまで経ってもシコ松なの!」

チョロ松「いやさりげなくその名前で呼ぶなっ!!てかお前も童貞だろ…」

おそ松「トド松の言うとーりっ。てか、童貞ってだけならまだ分かるけどさ、さすがに女の子に声かけるくらいドビャーーーっていけるだろ!」

チ「だ、だからそういう問題じゃなくて…んん、なんて言えばいいの。全く顔知らない女性に話しかけるってこと自体僕は抵抗あるんだよ、そんなことを軽々しくする不真面目で汚れた男には僕はなりたくないの!わかる!??」

お「あ、あの子とかどうかな!?顔は中の中の上ってところで、おっぱいはー…うーんここからじゃ見にくいな」

チ「人の話をきけ!!!」

ト「確かに悪くはないね。悪くは。服装を見る限り、あんまり外に出なさそうなタイプっぽい。きっと僕達と同じインドア派の子だしいけるよチョロ松兄さんっ☆」

チ「いや、ニートとインドアは別だから…」
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