第4章 認めてもらう為に
Aチーム
火神、黒子、木吉、緑間、高尾、
Bチーム
日向、伊月、笠松、今吉、山崎
以下待機組
黄瀬、森山、宮地、青峰、桃井、花宮、原、赤司、実渕、灰崎
「以上のメンバーに行ってもらいます。今回も1時間以内に戻って下さい。出発から1時間半立ち戻らない場合は新たにメンバーを組み向かいます。」
赤司のメンバー構成を聞き各自出発まで待機する事になると、の元にタイガが誠凛メンバーを連れて来た。
「、少しいいか?黒子達が話したいっていうから連れてきたんだけどよ」
「黒子テツヤです。先程はどうも、虹村先輩と親しいと聞いたので、お元気にしているのかお聞きしたくて」
「修は元気の塊ですよ、毎日暇を見つけてはバスケしてます。」
「そうですか、お元気そうで良かったです。」
「…つーかよ、お前何で敬語なんだ?黒子は俺たちと同じ一年だぜ?」
「敬語の方が失礼じゃないでしょ?初対面でいきなり馴れ馴れしいのは好きじゃないから、さっきは切羽詰まって失礼な態度取っちゃったけど…」
「火神の友人とはマジで思えねぇな。」
「どーゆう意味っすかキャプテン!!」
「そのまんまの意味だろーがっ!」
「まぁまぁそういきり立つなよ、女の子が相手なんだから」
「ハハハ、元気だなぁお前達は」
「笑いごっちゃねーよ、あいっ変わらずのマイペースだなお前は!」
「…日向さん、伊月さん、木吉さんですね。いつもタイガがお世話になっております。敬語もまともに使えない馬鹿な子ですが、根は良い子なのでどうか見捨てないでやって下さい。」
「馬鹿な子ってなんだテメェ!」
「だってタイガが迷惑をかけている先輩方なのだからご挨拶しないと」
「迷惑かけてる前提に話進めんなっ!」
「迷惑かけてないとでも思ってるの?」
「お、思っ…てないことも無いっつーか…」
この世界に飛ばされてきた誠凛メンバーは火神を含めて5人で、学校ごとに言うなら一番多い人数なだけあり賑やかだが、仲の良さは十分伝わってくるので、もつい火神をからかうと、相変わらずの素直な火神に癒されてしまう。
「…日本でも楽しいバスケが出来ているようで、安心したよ。」
「…。お前はどうなんだよアメリカでの生活、楽しいのか?」