第9章 【織田信長】路地裏にふる甘い雨【DNH企画】※R-18
忍はふと信長の方をちらりと見る。
雨に濡れ、黒い髪から水滴が落ち、
普段でも色気のある男らしさが強調されており、
忍の心臓はどくどくと速くなるのを感じていた。
忍「(い・・・いけない)」
信長「・・・」
対する信長はというと空を眺めた後、
忍の方を見ていた。
忍の着物は、
雨に濡れ、肌に張り付き、
着物の下の素肌を想像させるかのように、
凹凸を主張していた。
信長はその様子にわずかに眉を顰める。
そんな信長の様子に忍は気づく。
忍「信長様?」
信長「貴様・・・このような場所で誘っておるのか?」
信長はふいにそうつぶやくと、
忍の身体を抱きしめていた。