第6章 路地裏イチャイチャin夢魔
ある晴れた日、
春日山城主である上杉謙信と、
その恋人である夢魔の葵は、逢引をしていた。
少し前に、着物を買いに出たいという彼女に、
謙信は自分が一緒なら許可するという条件を出したのだが、
それに対し、彼女はデートのようだと、謙信に告げ、
デートの意味を彼女から聞いて知った謙信は、
こうして時々彼女をデートに誘っている。
初デートの時は軍議という、
仕事を後回しにした謙信ではあったが、
その時には興が乗ってしまい、
後回しどころかその日の軍議が、
中止になってしまったこともあり、
さすがに示しがつかないと佐助と幸村、
そして葵自身に注意をされたため、
2度目以降のデートはお互い業務のない日、
および業務をきちんと終えてから行うことにしている。