【イケメン戦国】武将たちとハロウィン~逆トリップ~
第3章 お風呂合戦
「信長様……」
(そういえば、タイムスリップしたばかりの時にそんなことを話してくれたんだっけ)
信長「その時は貴様も俺の傍で幸運を呼び込め、」
佐助「さらっと独占欲を丸出しにしてるな…」
「ふふふっ最善を尽くします」
謙信「、何も安土に籠る必要などない。お前ならばこの俺の元に置いてやっても良い」
佐助「さんは両側の武将達から本当に気に入られてるんだな」
「うーん…すごく嬉しいけど、謙信様、今は安土の皆さんにお世話になってるので、まだお返しをしていきたいんです…でも、謙信様達のことも同じように大事に思っています。そこは信じてください」
謙信「……良いだろう。安土に飽きたらいつでも来ると良い」
光秀「ふっ…なかなか手中に収まらないようだな、小娘」
信長「この女は自由にしているからこそ興を引かれる」
信長の言葉に、もにっこりと嬉しそうな笑顔を向ける。
その後、五人でゆっくりと酒を酌み交わしていたが、もさすがに疲れが出て、こくりこくりと船を漕ぎ始める。
信長「、貴様ももう休め」
「んん~……まだ平気です…皆さんが寝るまで……」
佐助「だいぶ眠そうだけど…さんが寝られないようなので、俺達も部屋に行って休みましょう。さん、部屋まで戻れそう?」
「うん、でも……」
眠たそうに目を擦りながら信長達の方を気にすると、
謙信「が部屋へ戻ると言うなら先程の褥を存分に堪能するとしよう」
光秀「確かに、あの珍妙な褥にはなかなか興を引かれますね」
信長「ならば戻るか」
それぞれゆっくりと立ち上がり、自分達の部屋へと向かっていくと、その後を佐助とも続いて部屋へと戻る。
「…おやすみなさい、信長様、謙信様、光秀さん、佐助くん」
眠い目を懸命に開けて微笑むと、武将三人と佐助は穏やかな笑みで部屋へと入っていくのだった。
皆を見送った後、横になったも、久しぶりのベッドの心地と酒の力もあり、すぐに眠りにつくのだった。