第4章 2回目
「ねぇ。」
「っ…」
無視していることにやっと気づいた風の彼は、声をかけるとともにクリトリスをひっかいてきた。突然のするどい感覚に身体がビクつく。
少しの間、クリトリスをいじられていたが、おもむろに彼は愛液まみれの指を引き抜いた。その指を彼は自分の口元に持っていく。
私はたまらず、その手を押さえつけた。
「だーめ。」
嘲笑うように彼は笑い、目の前で自分の愛液にまみれた指がしゃぶられている様を見せつけられた。思わず目をそらすが、ぴちゃぴちゃという水音が耳を犯す。
そしてその指がまた私の秘所へとあてがわれた。今度はダイレクトにクリトリスへと指が伸び、そのまま擦りあげられる。
ぞくぞくとした感覚が身体に充満していく。
反射的に彼の腕を掴むが、責めが弱まることはなく、容赦なく絶頂へと追いやられてしまった。びくんと腰が跳ねる。
「ほんと、嫌がるわりにイきやすいね。」
彼は満足そうな顔でそう言うと私をベッドに押し倒した。そしてネグリジェの上から乳首を吸い、舐め始める。下の下着は取り払われてしまった。