第5章 お兄さんには内緒で

「もうここもこんなに勃たせて」


乳首の周りを指先でそろりと撫でられる。
でも中心には触れてくれない。

触れられずともどんどん主張して硬くなる先端に、彼の顔が近付く。
舐められるのかと思えば、吐息がかかるだけでもどかしい。


「あぁ･･･はぁ･･･安室さんっ」

「どうしました？」


分かってるくせに･･･


「･･･さわって、くれないの･･･？」

「かおりさんが可愛いくって。つい意地悪したくなるんです」


先端を優しく口に含まれた。

たったそれだけなのに快感が全身を巡る。


「あっ！あぁ･･･」


軽く吸われて、舌先で弄られる･･･
もう片方も指で擦られて、キュッと摘まれたり。


「あぁっ！あっ･･･あぁ･･･」


彼の手が、内ももを撫でて秘部へと向かっていき、下着の上から触れてきた。


「･･･すっごく濡れてる」

「あぁ･･･あ･･･んっ」

「わざとしてるんですか？腰･･･触ってほしそうですね」

「はぁ･･･勝手に･･･動くの･･･」


安室さんを見つめながら腰を揺らして秘部を彼の指に押し当てる。これは、わざとだ。


「かおりさん･･･」


彼は着ていた服をバサりと脱ぎ捨てた。

均整のとれた綺麗なカラダ･･･

口元には笑みが浮かんでいて。


下着に手をかけられ脱がされて、反射的に閉じた脚を、開かれる。


「･･･もう溢れてる」

「言わないで･･･ぇ」

「ヒクヒクしてます、ココも膨れてるし」

「キャッ･･･あっ･･･あぁ」


秘芽をそっと押される。

溢れた蜜をたっぷり指に絡めてソコを撫で回されると、思考回路がブチブチと断たれていくようで。

ダメだと分かっているけど、このまま快楽に溺れてしまいたくなる。


「あっあぁ･･･っあ！あぁ･･･」

「可愛い。かおりさん･･･もっと感じてください」


秘芽を弄られたまま、指が一本挿入される。それはゆっくりと動き、中をくまなく刺激していく。


「あぁっ！あっ･･･あぁ」

「中、熱いです。キュウキュウ締め付けてきて･･･」

「あっ･･･あぁ･･･あっ！」

「ココ･･･好きですか？」

「あっ！あっあぁ･･･っあ･･･あっ！」

「･･･答えられないくらい良いってことかな」

「あぁっあぁ･･･ん」