第29章 捕われた子猫

「っ！まって･･･だめ･･･！」


秀一さんの手が下腹部を撫でて下へ伸びていく。これ以上されたらほんとにマズい。

でも秘部の溝を指でなぞられると、もうかなり濡れてるのが分かるくらいの音が立ち。

恥ずかしくて仕方ないのに･･･妖しく笑う秀一さんにすごくゾクゾクしてしまう･･･


「これだけ濡らしておいて止めたいのか？」

「やっ･･･ぁ･･･っ」

「･･･声は抑えろよ」

「そんなの･･･あたりまえ･･･っ！」


ゆっくりと指が入ってきて、いい所を押し上げられそうになり、反射的に身構えようとギュッと全身に力が入り息が詰まる。


「別に悦くなるのを我慢しろと言っているんじゃない」

「ぅ･･･だって･･･」


固く閉じていた瞼にキスをされて、強ばっていた身体がやんわり解けていく。
下唇を優しく食まれ、侵入してくる舌に口内を蕩かされて。
そのまま埋められている指でじわじわとナカを押され、手の平が秘芽に擦れて･･･腰が揺れてくる。

廊下を通る人の足音が聞こえる度に息を詰めて声を抑えるけど、どうしても漏れてしまう声は秀一さんの口付けに飲み込まれて。

でも次第にそのキスもままならなくなってくる。

涙が滲んで視界がボヤけてくる。


「あっ･･･しゅういち、さ･･･んっ･･･も、もう･･･やっ」

「どうした･･･もう、こっちがいいか？」

「へっ･･･ぁ･･･」


すっかり硬くなった秀一さんのを、腰に押し当てられて、嫌でもその存在を意識することになり。身体の中心が疼く。

欲しい･･･と思いつつも、この状況だ。今もまた人が廊下を通った。頭の中が混乱する。


「そんなの、ずる、い･･･っ･･･やだ」

「俺からすれば･･･物欲しそうな顔をしてグズグズに濡らしている癖に嫌だとか言うお前の方が余程ズルいと思うがな」


ナカから指が引き抜かれ、秀一さんは蜜が纒わり付く指をこちらに見せつけるように、舐めた。

ギュッとこぶしを握り締めて、秀一さんを睨みつける。


「ほら、コレでも咥えておけ」


秀一さんの着てた上着を咥えさせられ。カチャカチャとベルトを外す音がして。下着の中から取り出されたソレが秘部にあてがわれると、一気に奥まで貫かれた。

いつもよりも秀一さんのが大きい気がして。身体が強ばる。


「ん！っ！！」

「久しぶりだからか･･･随分キツいな」