• テキストサイズ

エラリーの彼女【名探偵コナン】

第18章 秘密が多い私達


いきなり身体をを強く抱き寄せられて、身体の半分が零とぴったり密着した。
驚いた心臓が、大きく音を立て始める。

頬を零の指が滑って・・・唇が重なって、離れた。

もう一度唇が触れるだけのキスをして、その次からはだんだん湿ったキスへと変わっていく。


「まだ帰さない」


唇が離れて、額同士をくっつけられて、物凄く近くでそんなことを言われ。
こんなの・・・本当に帰りたくなくなる。


返事はせずに、今度は自分から唇を合わせた。
自然と身体も零の方を向く。

“まだ帰らない”と捉えてもらって差し支えない。


キスを繰り返す内に身体から力は抜けていき、すんなりその場に押し倒される。


「かおりさん・・・本当にいいのか?今ならまだ」

「いい・・・ここで止められる方が辛い」

「・・・それは僕も同意見だ」

「零・・・」


自分でもびっくりする位甘い声が出た。
彼の首に手を回して、再びキスを強請る。

すぐにまた唇が重ねられる。
やっぱり何度触れても心地よくて、触れる度にうっとりしてしまう。

ずっとこのままキスしてたら、いつか本当に身体が溶けてしまうんじゃないだろうか。


零の手が服の上から身体の線をなぞり出す。

乳房を優しく掴まれて、吐く息も甘く変わっていく。


唇が離れて、切なくて。唇を中途半端に突き出して零を見上げる。


「もっと?」

「・・・うん」


チュッと触れるだけのキスを数回されて、零の親指が唇を軽く押さえてくる。


「でも・・・ここにするのも大好きだけど・・・もっといろんな所にもしたい」


耳元に息がかかり、思わず肩が上がる。
耳の端から裏側にもキスされて、耳たぶは唇で柔らかく挟まれて。


「んっ・・・はぁ・・・ぁ・・・」


いつの間にか肩の力は抜けていて、顎が上がり、首筋がめいいっぱい伸びる。

その伸びた首の筋に沿って舌を這わされると、次は身体が捩れてくる。


知らず知らずのうちに、わたしは次に刺激して欲しいところを動かしてるのかもしれない。

それを零は分かっているのかいないのか、わたしの衣服を捲り上げて、下着の上から乳房を揉んでくる。

既に硬くなっている先端が下着の中で擦れるのがもどかしい。

胸の膨らみにたっぷりキスをしながら、指で先端を布越しに弾かれる。


「あっ・・・あぁ・・・んっ」
/ 476ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp