第17章 いつもの刺激的な日常
ゆっくりと、自ら服を脱いでいって。
下着だけになると、秀一さんの満足気な笑い声が後ろから聞こえた。
「・・・よく似合ってる」
「こんなの、初めて着る・・・」
「だろうな・・・半年一緒にいて、一度も見たことが無い」
布に覆われていない臀部を、さわさわと秀一さんの手が撫でる。
甘いため息が漏れそう・・・
「ん・・・秀一さん・・・」
「いい反応だな」
くるりと秀一さんの方を向かされた。
一瞬目が合ったけど、ニヤリと笑われてすぐに視線は身体に落とされて。
改めてマジマジと見られるのは、結構恥ずかしい。
手のひらが身体をなぞって乳房へと伸びる。
「もうここも、膨らませて・・・触れなくても分かる」
「あ、の・・・あんまり、見ないで・・・」
「嫌だ」
指先が乳首の近くをソロりと撫でると、先端は更にぷっくり主張するように硬くなっていく。
「かおり、来い」
腰を引き寄せられた。
秀一さんを跨いでソファの上に膝をつく。
彼の肩に手を乗せると、自然と頭同士が近付く訳で。
唇が重なると、抑えていた何かが外れたように、止まらなくなる。
角度を変えては何度も唇を合わせて、舌を絡めて。
身体も熱くなってきて。
乳房を強く掴まれて揉まれると、先端が擦れて、もどかしくて身体が捩れてくる。
「んっ・・・はぁ・・・っ」
「かおり・・・」
離れた唇は首筋を這って胸元に下りていく。
下着の上から膨れ上がった先端を口に含まれ、軽く吸われた。
「あっ・・・あぁっ」
「もう硬いぞ・・・」
反対も指で摘まれて、先端を指の腹で優しく擦られる。
直接肌に触れられているのとは少し違う、なんとも言えない感覚で。
くすぐったいようで、気持ちいいような。ゾクゾクする。
ソコを熱い舌で舐められてカラダが震える。
「あぁ・・・な、んか・・・あぁっ」
「・・・いいだろ?」
「いい、かも・・・きもちいい・・・」
乳首を口に含まれたまま、秀一さんの手は背中に回り腰を撫でてお尻と、ももへ降りていく。
柔らかく掴まれては離されて。
「ここは、どうなってる?」
内ももを上に向かって撫でられ、指先が秘部に届いた。
湿った薄い一枚の布越しに、秀一さんの指が押し当てられる。
「あ・・・ぁ」
「もう・・・しっかり濡れてるな」