第16章 胸に秘めた

ナカに入ったままの大きなソレが引き抜かれる。

今ソコで動かれたら困るのはわたしなのに、名残惜しく感じてしまう･･･


「かおり･･･起きれるか」

「ちょ･･･っと無理かも･･･力入んない」


感覚すらあるのか良く分からない腕を撫でられ、カラダを抱き上げられて、ベッドに連れていかれる。
ふかふかとしたそこに下ろされて、秀一さんが再び覆い被さってきた。


「畳では思うように突いてやれんからな」

「へ･･･すごい･･･気持ちよかった、よ？」

「俺がまだだ」


脚を開かれ、入口に昂ったモノをあてがわれて･･･ピクリと反応してしまう･･･


「･･･いいか？」


“いい”とも言ってないのに、秀一さんは入ってくる。
入ってくるなり抽挿が始まり、もう思考が停止しそうだ･･･


「ん･･･！･･･あぁっ！あぁ･･･あぁ･･･」

「･･･っ･･･やはり、かおりとこう･･･してるのが、何よりも気持ちいいな･･･」


耳元で言われて、全身がゾクゾク震えたような気がする。
手足の指先まで血が流れているのをジンジンと感じる。
頭の中がピンク色で埋め尽くされそう。


「あぁ･･･っ･･･も、あぁっ･･･しゅ、いちさ、ん･･･っ」


頭がおかしくなりそう、じゃなくて、なってるかもしれない。

両脚を秀一さんの腰に絡めて。
腰は自然と浮いて揺れてしまう。


「あっあぁっ！あぁ･･･きもち･･･ぃ･･･あぁっ」


腰を掴まれて一番好きなトコロに向かって激しく打ち付けられて。
また絶頂が迫ってくる。


「あっそ、こ･･･あぁ･･･もっと･･･あっあぁっ」

「ああ･･･もうナカ、すごいぞ･･･っ」

「きもち、よくって･･･っあ･･･あぁっも･･･また･･･あぁいき、そ･･･っ」

「･･･っかおり、」

「あぁっ･･･しゅう、いちさ、ん･･･いっぱい、いっぱいして･･･っあぁ」


最奥に何度も突き立てられて意識が朦朧としてくる。


「あっあぁっあぁい、いく･･･いっ、ちゃ･･･ぅあっあぁっあぁっ！」


ガクガク震えるカラダをキツく抱き締め押さえつけられて奥にドクドクと欲を放たれる。


「あ･･･あぁっ･･･はぁっ･･･きもちい･･･っ」

「かおり･･･っ」


頬を撫でられて唇が重なって･･･秀一さんが隣に倒れ込む。