第14章 コーヒーブレイク

肩を掴まれて秀一さんの方を向かされる。

ついさっき、白濁を吐き出したばかりなのに、未だ大きなソレが目に入り、言葉の意味を理解した。

身体を持ち上げられて、床に座る秀一さんの上に引き寄せられる。

キスを交わすと、入口に昂るソレをあてられて。


「ぁ･･･待って･･･っ」

「待てん･･･っ」

「ひぁっ！あっあぁ･･･」


一気に全てを沈められる。

そのまま動けずに、荒い息をしながらキスを繰り返す。

下半身に感じる熱も、舌も、熱くて蕩けそうだ。


秀一さんの肩に手を置いて･･･彼のシャツを掴んで上に引っ張る。
それを脱いでほしくて。

秀一さんはすぐに脱いでくれたけど、そういえばわたしにも布が一枚残っていたことを思い出す。

腰のリボンを解こうとすると、秀一さんに腕を掴まれ制される。

首の後ろに手が回されて、そっちのリボンを解かれると、はらりと布が前に垂れて乳房があらわになった。


「これでいいだろ」

「ぅ･･･っ、あぁっ」


胸の先に口付けられて、奥をグリグリと刺激される。

やっぱり後ろからされるよりも、こっちの方がずっとずっと好きだ･･･


「あっあぁっ･･･あ･･･んっ･･･きもちい･･･」


顔を上げた秀一さんに唇を吸われ、舌を絡め取られる。

背中に手を伸ばして抱きついた。
やっと触れ合えた素肌も、熱くて、ドクドクしてて･･･

最高に気持ちがいい。


「あっあぁ･･･しゅう、いちさん･･･すき･･･」

「･･･っ･･･ああ、かおり･･･」


強く腰を引き寄せられて、最奥に何度も激しく突き立てられる。

達したばかりのソコには衝撃が強すぎて。
少し前から滲んでいた涙が頬を伝っていく。


「あぁっそ、んな･･･にしちゃ･･･あっ！･･･っ」


秀一さんの肩を強く掴んで、しがみつく。
それに応えるように更に強く腰が打ち付けられる。


「あっあぁ･･･も、だめ･･･あっ！あぁ･･･また･･･いっちゃ、う･･･あ･･･あぁっ！」


「かおり･･･愛してる･･･っ」


吐息の混じった声でそう言われ、奥にドクドクと放たれ。
真っ白な視界の中、カラダも、心も、満ち足りた気分で。

くたりと秀一さんにもたれかかり。
どちらのか分からない、バクバクと脈打つ心臓の音を聞きながら･･･そのままずっとそうしていた。