第11章 再会する彼ら
達したばかりのソコを刺激されて、意識が飛びそうな中、秀一さんに触れたくて、必死にまた手を伸ばす。
「ねえ、っ・・・しゅ、いちさん・・・あぁっ」
「なんだ・・・」
「すき・・・」
「・・・俺もだ・・・っ」
秀一さんの顔が近付いてくる。
首に手を回して、もっとこちらへ引き寄せる。
「愛してる・・・」
唇を重ねて、舌を絡ませ合う。
唾液が溢れようが、今はどうでもいい。
秀一さんの背中を強く抱きしめて、めいいっぱい彼を感じる。
もう離したくない。このまま、ひとつになってしまえたら・・・と思う。
強く速く奥を突かれ。
口付けの合間に漏れる秀一さんの息も荒くなってきて。
脚を彼の腰に絡める。
このまま一緒に・・・
更に激しくなる律動に、もう限界を感じて。
身体中で力の限り秀一さんに抱きつく。
秀一さんにも力強く抱きしめられて苦しくて・・・でもすごく気持ちが良い。
思考が真っ白になり、奥に放たれる。
本当にひとつになったみたいに、ぴったりとくっついて。
ずっとこのままこうしていたいと思う・・・
でもやっぱりそれは結局叶わない。
分かってはいたけど、またクタクタになるまで何度も抱かれて、結局そのまま意識を手放すことになる。
明日の朝は早起きしなきゃいけないのに・・・
セーフハウスに着いたら爆睡してもいいのだろうか。