お兄さま代わりに近衛隊に入ります?【神宮寺レン】 R18
第2章 出逢い
「面をあげよ」
との声により顔を上げ挨拶をして他愛のない会話をする
情報は既に頭の中。
貴族として習ってきた常識を元に粗相の内容会話をする
謁見中に急に開く扉に反応する私を他所につかつかと部屋に入る人物
何者かと思い身構えると
「父上」
と呼ぶ声に背筋が伸びる
「これ 謁見中だ」と窘める王に対し軽く交わし自己紹介を始める王子
「良いじゃないか そこの彼近衛隊に入るんだろうどうせ 僕は近衛隊隊長兼王太子のレン えーっと」
と迷う彼に跪き
「ご挨拶が遅くなり申し訳ございません王太子殿下。リベール侯爵家嫡男 レオンと申します。」
と挨拶すると
「あのレオンね 実力は聞いているが後でテストがあるからね そこで君の隊を決めるから」
と返され入団試験があるということを再認識し緊張が走る
「はっ かしこまりました。」
と頭を下げると
「これ レン 私の話が終わっていないのだぞ」と王のお声が入ると
「これは失礼を父上 邪魔者はここらで一度退散しますよ 君、テストは明日だ ゆっくり休むといい」
そういい部屋をあとにする王太子の背中を見つめた