第8章 婚約発表会!?*

「婚約発表会!?!?」

金魚のようにぱくぱくと開いた口が塞がらない私を見て
「あぁ そういったろ? あの一件から半年たって君の筋もいいって褒められたし花嫁修業実はだいぶ詰めてやってもらったんだけど」

というレン殿下

この半年間いつの間にか婚約者にさせられて近衛隊の仕事をしていたはずが花嫁修業をさせられいつの間にかどんどん花嫁修業が忙しくなったと思ったら近衛隊はいつの間にか退役させられてるしでと思ったら今度は婚約発表会!?!?

何考えてるのこの人

そりゃまぁ身体の方は相性は良いみたいだけど...って何考えているんだ
と思っていたら

「近衛隊を辞めさせたのはこの為だよ。花嫁修業も短期間で済ませたいから詰めさせたけど思った以上に順調だ。この調子なら結婚式を迎える前には終わるだろうって言われたから父上に相談したら兄上の婚約発表会と一緒にやることに決まったんだ」

そう悪びれもなく結果だけ話すレン殿下に
「私相談もなしですか」