お兄さま代わりに近衛隊に入ります?【神宮寺レン】 R18
第7章 花嫁修業
「普通に心配しない方が可笑しいだろう ましてや元婚約者と現婚約者 彼女がなにかするようなあれとは思えないが周りの侍女が黙っていないこともここでは少なくないから慌ててきたんだ それで兄さんと鉢合わせしたわけ」
そういうレン殿下に
「おそらく第一皇子殿下もそんな理由でしょうね。 私も正直びっくりしたわ。 前のご令嬢からは考えられないもの。前はただおしとやかってだけだったけど今は人懐っこい感じで人柄も変わっていて驚いたわ。」
そういう私に殿下は
「全てはあの出来事が原因だろうね。まぁ今のあの子が最初に僕と出会っていたら"元"では無かったかもね」
とサラッと述べる殿下に一瞬カチンと来る
「そうですかそうですか。所詮は当て馬ですよわたくしは!!」
と言うとニヤリという顔をするレン殿下
しかもこの顔は喜んでいる
「焼きもちなんて嬉しいな 今夜は手加減できないかも知れないけど、明日は幸い雨の予報らしいし近衛隊の訓練もない 朝まで抱き潰してあげるよ」
と恐ろしいことをサラッと述べる殿下に腕に抱かれた