お兄さま代わりに近衛隊に入ります?【神宮寺レン】 R18
第3章 一難来ちゃった!?
本当に?と思いつつもここで聞き返しては認めたも同然だ
「そうですか... 勝手に思うのは結構ですが そんな不確かな情報を言いふらすのだけはお辞め下さい 殿下の威信にも関わりますので...」
「では...シャワーを浴びたいので失礼させていただきます。」
といい踵を返す
「待て!!」
という声とともに掴まれる腕
そのまま部屋の奥へと連れていかれる
「ちょっ 殿下? 殿下お離しください 部屋が汚れます!」
執務室で飲んでいた私達扉を開けたその先は殿下のプライベート空間が広がっていて ソファーやベッドが見える それを横目に手前の扉を開けると放り込まれ強い衝撃を感じる
頭からシャワーがザァーっとかけられ反射的に目を閉じた瞬間
ビリっ
という布を引き裂く音とシャワーが胸に当たる感覚が強くなる
恐る恐る目を開ける
そこには冷めた目をした殿下がいた
バレた... そう思いもう終わりだと再びぎゅっと目をつぶった私
シャツがどんどんシャワーの重みで張り付いてくる
胸元の辺りに気配を感じそれを掴むと殿下の手だった