• テキストサイズ

【黒子のバスケ】幻の7人目

第15章 15Qー現実逃避




制服から部屋着へと着替え、自室の椅子に座り、名前の欄に『黒子名前』と書かれたノートを机の中から取り出す。


筆箱からシャーペンを取り、そのノートに自分が知っていることと現実との相違を書き加えていった。


『 黒子テツヤ 3軍 → 2軍 』


テツヤが2軍に入れたことが自分のことのように嬉しく、思わず頬が緩んでしまう。


「それと… 」


『黄瀬涼太 二年時入部 → 一年時入部』


「……。」


書く手を止め、これは本当によかったのだろうかと考える。

しかも私に憧れての入部。
元居た世界で、青峰に憧れている黄瀬涼太が意外と好きだった私からしたらこれはちょっといただけない。


/ 208ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp