第10章 最終決戦の前兆
止まって鈴の方を向いて鈴の涙をぬぐった
『泣きたいなら泣いていいよ』
そう言って鈴を抱き締めた
鈴「うああああああ‼️」
和人君に気を使って病室からでたんだろうね・・・本当に強がり・・・
鈴「会いたいよぉ、アスナ」
『大丈夫、大丈夫だから』
しばらくして落ち着いた
鈴「ごめんね、泣くつもりなんてなかったのに・・・・」
『いいんだよ、前もいったでしょ
俺が一緒にいるから
鈴の心の一番側にいるから
だから、頼って、俺のこと
俺の前では強がらないで
ちゃんと、本当の鈴の気持ち俺に教えて』
・・・・鈴を守りたい
鈴「ありがとう」
『うん、病室に戻る?』
鈴「その前にジュース買っていこ」
そう言って出てきてたもんね
『和人君ってさ、キリトだよね?』
鈴「やっぱり分かる、そうだよ」
鈴が買った煮オレを俺に渡した
『ありがとう、お金返すよ』
鈴「いらない、カルマが側にいてくれるだけで十分だもん
こんなの安いくらいだよ」
そう言って微笑んだ
『/////』
我慢できなくなって鈴を抱き寄せた
鈴「///////な、なに?」
『////・・・・何でもない』
鈴を抱き締めてる手に力をいれた
鈴「・・・・カルマ」
『ん?』
鈴「カルマに抱き締められてるときはとっても幸せ///」
『/////』
なにそれ・・・・まじで可愛すぎ
少しして俺の手の中から抜け出した鈴が俺の唇に人指し指を当てる
『////////』
鈴「これ以上は全部終わってからね
・・・たくさん助けてもらったぶん
私何でもするから、何してほしいかちゃんと考えといてね」
『何でもいいの?』
俺も思春期の男だよ?
鈴「うん、何でもする、私にできることならね
ほら、病室戻ろ」
そう言ってアスナさんの病室に戻った
直葉「鈴さん、赤羽君・・・」
鈴「はい、カルピスのめる?」
直葉「ありがとうございます///」
鈴「てゆーか、何で敬語?」
直葉「え、大人っぽいから年上かなって///」
分かる気がする・・・
鈴「直葉ちゃん、何歳?」
直葉「14歳ですけど、今年で15歳です////」
鈴「同い年じゃん」