第6章 信頼の時間
~渚side~
有澤さん達と別れた後
前原君と磯貝君と杉野と話ながら教室に向かった
『有澤さんの言ってたことどういうことかな?』
磯貝「・・・・きっと有澤自身に何かあったんじゃないか?」
杉野「有澤自身?」
前原「過去にってことか?」
磯貝「わかんないけど、たぶんな」
杉野「どっちにしろ、いきなり接するのは怖がらせるだけだし
ゆっくりってことだな」
そこまで話したら教室の前に着いたからドアを開けて入った
席に着いて茅野と話して先生が来るのを待った
先生が来て出席を取ったけど、有澤さんとカルマ君が来てない
殺せんせー「また、カルマ君達がいませんねぇ~」
前原「朝一緒に登校してきたから森にいると思うけど」
寺坂「ほっとけよ、あんなやつ
俺らのこと見下しやがって‼️」
その言葉で前原君と磯貝君と杉野以外黙り混んだ
前原「・・・・有澤は俺らのこと見下してる訳じゃないと思うぜ」
寺坂「はぁ‼️何でそんなこと分かるんだよ‼️」
前原「朝、有澤本人が言ってたからな」
殺せんせー「それは、どういうことですか?」
磯貝「有澤は俺達のことを怖くないけど怖いって言ってました」
中村「怖くないけど怖い?どういうこと?」
磯貝「さあ?それは答えてくれなかった
でも、きっと有澤にも何かあるんだと思うんだ」
不破「カルマ君とは仲良しだよね~」
片岡「カルマ君は怖くないってことかな?」
杉野「でも、俺らも怖くないんだろ?」
カエデ「よく分からないね」
殺せんせー「なら、皆さん仲良くなって有澤さんの恐怖をなくして
あげましょう」
全員「「「はーい‼️」」」
そして2時間目の授業が始まっても二人は戻ってこなかった
ー2時間目の後の休み時間
ガラッ
ドアが開いて二人が入ってきた
倉橋「おっは~」
鈴「・・・・・」
倉橋「あ、ごめんね」
鈴「何が?」
倉橋「いや、怖がらせちゃったかな~って」
鈴「・・・・・ああ、潮田君達ね」
『ごめん、でも』
鈴「いいよ、気にしてない」
よかった・・・・
杉野「俺たち、有澤に怖くないってわかってもらうために
仲良くなれるように絡んでいくからな‼️」