第7章 Virgo
「あ~食った食った♪」
「みんな食べすぎだよっ!」
「じゃあ次はデザートだな♪」
「えぇ!マッキーまだ食べるの!?」
『私アイス食べたい』
「良いよ~買いに行こう♡」
「「「ちょろいな」」」
ハートを飛ばしながら私の手を握り
いそいそとコンビニへと向かった
『ありがと徹』
「どういたしまして~♡」
アイスを買うのかと思えば
さっき食べたパフェばりのスイーツを買って渡された
「甘いもんばっか食ってんと太るぞ」
「いやもうちょい肉付けた方がいいんじゃねぇの?」
「俺は今のままでいいと思うけど?」
『2人ともどこ触ってんの?』
「「二の腕」」
松川と花巻が楽しそうにぷにぷにと二の腕を触る
「マッキーもまっつんも触っちゃダメ!
陽葵ちゃんは及川さんの何だから!!」
「ふざけんなっ誰がお前のだクソ川!!
陽葵も陽葵だ気安く触らしてんじゃねぇよ!?」
『あっうん。ごめんね?ハジメ』
「おやおや~
嫉妬ですね~花巻さん?」
「嫉妬してますね~松川さん?」
「お~ま~え~ら~」
ハハハッと笑いながら逃げる2人
腕を引かれて私も一緒に先に歩き出した
「男の嫉妬はみっともないよ岩ちゃん
男性たるもの心を大きく持たないとね♪」
「てめえだけには言われたくねえ!!?」
「痛"ーっ!!
もうっ殴んないでよ馬鹿になったらどうするの!!」
「大丈夫だもう馬鹿だろ?」
「酷い岩ちゃん!!」
この後歩きながら話をして
マネージャーの土井さんと合流した
帰るとすぐに黄瀬君が抱き着きに来て
徹と喧嘩になったのは言うまでもない
連絡するねと言いみんなと別れ東京へと帰った