第2章 入学式。 ~朝~
勝ったのは相葉君。
必然的に二宮君が委員長に。
二「マジかぁ…」
担任「んじゃ、よろしくな二宮。次!副委員長やりたいの。女子な。」
そんなのいる訳…って、えーーー!!!
2/3くらいの女子が手上げてるよ!
あ、もしかして…
クラスの女子「二宮君と一緒に委員会やれて仲良くなれるチャンス逃すわけにはいかないよね!」
1人の女の子が後ろの席の女の子にそう言ってるのが聞こえた。
…やっぱりか。
まぁ、これなら私が副委員長になる可能性は消えるからいいけど
二「先生ー。どーせ、俺、押しつけなんだから一緒に仕事やるやつくらい自分で決めさせてくださいよ。」
担任「じゃあ、さっさと決めろよ。」
二「はーい。」
後ろからぽんっと背中を叩かれて振り返る。
二「じゃ、よろしくね!」
………はいっ?