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届かぬ想いと隣の君【NARUTO】

第8章 最終任務




数日間寝ていた気がする。


目を開けてももう何もする気が起きず、ただサイからの手紙が届いていることだけ毎朝気づいてはあの日から開けずにいる。


自分はもう、役に立たないんだ。


根に来た意味も、なにもなかった。


ただ、自分が無力なせいで、


なくならなくて良かった命がなくなって、


私みたいな、意味のないものだけが生き残って


ダンゾウ様はなぜ私をあの最終試験に参加させてくれなかったのだろうか


どうしてあの時私は、


8班のみんながなくなった時と同じように、


ちっとも動けずにヒマリを見ていたのだろうか


なにも意味がなかったんだ


どうせ修行を重ねても自分がやりたいように体は動かない


咄嗟に自分のことを守ってしまう


此の期に及んでまで自分が大事なんだ…


私は…



私は………






「本当に…役…立たず…っ」

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