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【イケメン戦国】夢と知りせば覚めざらましを

第18章 【光秀編】#1 これでは、まるで


それからどうやって安土の城に帰ったものか、私は上の空でほとんど覚えていなかった。
城に帰ると、舞様に初稽古はどうだった?と聞かれ、私は光秀様の腕前の素晴らしさや、種子島を頂戴した事などを、まるでうわ言のように語っていた気がする。
このときの私は、舞様がどんな表情で私の話を聞いていたのかを、気に留める余裕はなかった。


(光秀編#2につづく)
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