• テキストサイズ

【イケメン戦国】夢と知りせば覚めざらましを

第17章 【信玄編・後編】※R18※


信長に攻められ、自分と同じように、城も国も何もかも無くしたはずなのに。

ただ復讐の炎に焚きつけられ、燃え尽きようとしていた俺を、その強い光で導いた。君はまるで、朝焼けの空に輝く明けの明星のように。

『このままずっと側にいて、俺を導いてくれ』

そう口に出して言えたなら、どんなにか。

言えぬのならせめて、今だけは
ただ声を聞きたい。
ただ触れたい。



信玄は自らの腰帯を解くと、痛いほど固く反り返った摩羅を、濡れそぼった竜昌の蜜口にひたりと当てた。竜昌の身体がびくりと震えて緊張するのが分かる。

しかし信玄がその腰にそっと手を添えると、やわらかな肉襞が、赤く張りつめた亀頭をゆっくりとを呑み込んでいった。

「く…んく…」

「ああ…」

蜜壺の中は、まるで鉄を熔かす炉のように熱かった。その中で鋼の刀身が熔けていくように、自分と相手の境界線が曖昧になっていく。

「ハッ、ハッ、ハッ、ぁ…」

竜昌は、両手で信玄の首にしがみつき、短く息を吐きながら、ゆっくりと信玄を受け入れていった、
時折、意志とは関係なくきゅうと締め付ける粘膜に反応して、信玄の摩羅が思い出したように膣内で跳ねる。するとわずかにた竜昌の呼吸が乱れるのも、信玄には愛おしく思えた。

ついに、その最奥にある子宮口に先端が当たると、信玄の摩羅はさらに大きく太く、蜜壺の中でいまにも弾けんばかりに膨らんだ。

内臓を圧迫してくる鈍痛と、腰が痺れるような快感に、竜昌は一瞬、腰を引こうとしたが、信玄の手がやんわりとそれを押さえ、摩羅は再び蜜壺の奥深くをうがった。

「ああっ…待っ」

しかし、根元から吸い付くように摩羅を吸い上げる蜜壺に、堪らず声をあげたのは信玄の方だった。

いつもなら、何度も何度も気を遣る女を見届けてから、孕まぬように蜜壺の外に吐精する余裕を残しているのが常だったが、今回ばかりは勝手が違った。

この女と、体液の一滴すら残らず、すべてを混じり合わせたい、と 体中の組織が叫んでいるようだった。


/ 372ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp